教育の原点 ～究極の教授法を目指して～

塾講師をしていると、様々な生徒に出会います。 天才的な頭脳をもっているため、やる気がないのに高得点を連発する生徒もいれば、やる気はあるのに要領が悪く、 勉強量が点数に結びつかない生徒もいました。まさに生徒は十人十色。 性格も、実力も、目標も、それは様々です。

どんなに様々な生徒であっても、共通していることがあります。それは、 「いい点数を取ったらうれしい。」 「わかったらうれしい。」ということです。やる気がなくても、 勉強が大キライな生徒でも、いい点数を取ったらうれしいのです。たとえ悪い点数をなんとも思わない生徒でもわかると喜ぶのです。

私の教育の原点はここです。生徒が喜ぶ顔をもっと見たい。もっと、生徒を喜ばせたい。この思いを育み、２０年以上にわたって、 塾講師を続けてきました。 「もっと喜ばせるためにはどうしたらいいか？」という疑問を持ち、この間、私自身も様々な教授法を勉強しました。この勉強は今もなお続けています。 「もっと生徒を喜ばせたい」という思いは増すばかりだからです。

様々な教育書には、たくさんの勉強法が紹介されています。そして、どの教育書でも「効率の良い」勉強法を、これが一番とばかりに紹介しています。しかし、このたくさんの勉強法の中で、どの勉強法が一番優れているかを論じるのは、ナンセンスです。なぜなら、その答えは「人によって違う」に決まっているからです。

そこで、 現在ＷＡＹＳで行っているのが「個別指導」です。 塾には個別指導と集団授業の２種類があり、 学校のように授業をするのが集団授業です。これに対して個別指導とは、同じ問題でも、一人ひとりの生徒に合わせた教え方をします。これは、様々な教授法の中で、その生徒に一番あった教授法を用いることができるということです。つまり、個別指導塾では、一番「効率の良い」勉強法で勉強できるのです。

では、個別指導にはデメリットはあるのでしょうか。 一番大きなデメリットは「価格」です。 講師の給料をクラス全員で負担する集団塾に対して、 ２～３人で負担しなくてはならない個別指導塾は どうしても割高になります。ですから、ＷＡＹＳもやはり集団塾に比べ割高です。しかし、他の個別指導塾と比べてください。「もっと喜ばせたい」という思いの精一杯の価格です。

「より良い方法を選ぶことこそより良い結果につながる」ＷＡＹＳという塾名があらわす理念の１つです。ですからＷＡＹＳを選んでくれる生徒がいる限り、私の教授法の勉強が終わることはありません。